温活自律神経 2024.09.20

【知る人ぞ知る温活】自律神経がますます整う今話題の海水温熱とは！？

「自律神経が乱れて不調が続いている‥温活って効果的なの？」

自律神経は、私たちの健康を左右する「健康の要」と言っても過言ではありません。体温調節や消化、心の安定まで、さまざまな機能をコントロールしています。

しかし、現代社会ではストレスや過労、生活習慣の乱れによって自律神経が乱れやすく、疲れが取れにくかったり、睡眠の質が低下したりと、様々な不調を引き起こしています。

実は、こうした不調を改善するためには、体を温めてリラックスさせる「温活」が非常に効果的です。

特に注目されているのが、他の温活とは一線を画す「海水温熱」。

海水温熱は、ミネラル豊富な海水と湯気立ちのぼる熱々のタオルを使って、全身をじっくりと温めることで、自律神経を整える究極の湯治とも言われています。

海水温ねつは全身を深く温めますが、特に自律神経に重要な頭や背中も温められるため、自律神経のバランスが自然と整いやすくなります。実際に、当サロンのお客様も疲れが軽くなったり、睡眠の質が向上したりと、嬉しい変化を実感しています。

この記事では、なぜ自律神経の乱れには温活が効果的で、特に海水温熱がおすすめなのかを詳しく解説します。

1. 自律神経とは

自律神経とは、24時間365日毎日働き、呼吸や体温調節、血液循環、排泄などを無意識にコントロールしている神経です。自律神経が正しく機能することで、生命維持活動がスムーズに行われます。

しかし、ストレスや生活習慣の乱れ、月経や更年期などにより自律神経は乱れます。自律神経の乱れは、身体の健康だけでなく心の健康にも影響を及ぼし、日常生活に様々な支障をきたします。

●交感神経と副交感神経

自律神経は主に、交感神経と副交感神経の2つの神経から成り立っています。交感神経は緊張した時に優位になり、身体を活動的な状態にします。副交感神経はリラックスした時に優位になり、消化や回復を促進します。この2つの神経のバランスが取れていることが、健康な心と身体を維持するために非常に重要です。

1-1. 自律神経が乱れる原因

自律神経の乱れは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで生じます。以下が主な原因です。

●ストレス

長期間にわたるストレスは交感神経を過剰に活発にし、身体が常に緊張している状態が続きます。その結果、副交感神経の活動が抑制され、リラックスや休息が困難になり、自律神経のバランスが崩れます。

●生活習慣の乱れ

不規則な生活リズムや睡眠時間、運動不足は自律神経のバランスを乱します。

不規則な睡眠は、体内時計に影響を与え、自律神経を乱します。きちんと休息が取れないことで、体は常に疲労状態になり、副交感神経優位な状態に切り替わりにくくなります。また、適度な運動は自律神経のバランスを維持するのに役立つため、運動不足になると、ストレス耐性の低下や心臓血管系の問題を引き起こす可能性があります。

●食生活

脂肪分や糖分の多い食事は、体の炎症反応を引き起こすことで自律神経を乱します。カフェインの過剰摂取は交感神経を刺激し、心拍数の増加や睡眠障害を引き起こすこともあります。

また、食事の時間が不規則になると、消化器系のリズムを乱し、副交感神経の活動に影響を及ぼします。

●ホルモンバランスの変化

月経や更年期などのホルモンバランスの変化も、自律神経の乱れを引き起こします。特に女性は生理周期に伴うホルモンの変動が自律神経に影響を与えやすいです。

これらの原因は、現代人にとって避けがたいものです。なので原因を理解し、しっかり対策してあげることが大切です。放っておくと日常生活に支障をきたす場合があります。

1-2. 自律神経の乱れが引き起こす不調

自律神経の乱れは、様々な不調や症状を引き起こします。

●身体への影響

心拍数を調整する働きの低下、高血圧、胃腸の不調など、心臓や消化器系に影響を及ぼす可能性があります。また、自律神経の乱れは、免疫システムの弱体化や慢性的な疲労感をもたらすことも。他にも、肌荒れや抜け毛といった美容面における問題を引き起こすこともあります。

●精神的な影響

自律神経の乱れは、ストレスや不安感を高め、場合によってはうつ状態になることもあります。

●睡眠障害

交感神経が過度に優位な状態だと、副交感神経へと切り替わりにくくなり、体がリラックスできなくなります。その結果、不眠症や睡眠の質の低下などを招きます。

このように、自律神経の乱れは日々の生活に大きな影響を及ぼし、生活の質を低下させる場合があります。そのため、意識的に自律神経のバランスを整えることが大切です。

2. 自律神経の乱れに温活が良い理由

自律神経のバランスが崩れると、疲れやすくなったり、睡眠の質が低下したり、落ち込みやすくなったりと、心身にさまざまな不調が現れます。そんな時に効果的なのが「温活」です。では、なぜ温活が自律神経の乱れに良いのでしょうか詳しく見ていきましょう。

●体温と自律神経の関係

自律神経は、私たちの体温を一定に保つために大切な役割を果たしています。特にストレス社会である現代では、緊張モードの交感神経が優位になっている人が多いです。そうすると、血管が収縮し血流が悪化することで体が冷えます。体が冷えた状態が続くと、自律神経が乱れて、さらに体温調整がうまくいかなくなってしまいます。そこで、温活を通じて体をしっかり温めることが大切です。

体を温めると、副交感神経が優位になり、体がリラックスした状態に入りやすくなります。このリラックス状態は、血流を促進し、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

●血行促進によるリラックス効果

温活によって体が温まると、全身の血流が良くなります。血行が促進されることで、細胞に酸素や栄養がしっかりと行き渡り、老廃物の排出もスムーズに行われるようになります。これにより、体が軽くなり、自然とリラックスできる状態になります。リラックスすると副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整いやすくなります。

●緊張をほぐす効果

現代社会で多くの人が抱えるストレスは、交感神経を過度に刺激し、常に体が緊張した状態を引き起こします。温活を行うことで筋肉が柔軟性を取り戻し、緊張が解けやすくなります。特に、背中や首、肩を温めると、緊張が解消され、自律神経が安定しやすくなるのです。温めることで、心も体もリラックスしやすくなるため、ストレスを抱える方に温活は最適です。

●深い睡眠を促す

体をしっかり温めることで、副交感神経が優位になり、リラックスした状態を維持することができます。そうすると、寝つきが良くなり、深い睡眠を促す効果があります。自律神経の乱れによって引き起こされる睡眠障害や不眠症の改善にも、温活は非常に効果的です。特に、就寝前に入浴などの体を温める習慣を取り入れることで、眠りの質が向上し、翌日もスッキリとした目覚めを迎えることができます。

2-1. 海水温熱とは

今話題の海水温熱とは、「海水で蒸した熱々のタオルを使って、全身を温めていくもの」です。発祥地である沖縄では約30年愛され続けており、悩みを抱えたお客様が全国から訪れています。

私たち人間に必要不可欠なミネラルと冷えを残さない職人の技で、つま先から頭まで順番に全身をくまなく温めるので、身体の芯まで温めることができます。

リラックスした空間で1時間かけてしっかり温めていくので、「究極の湯治」と言われています。

●海水温温熱が注目されている理由

ミネラル豊富な海水の使用

海水は私たちに必要不可欠なミネラルが豊富。特に、海水に含まれるマグネシウムは皮膚から効率よく吸収することができ、筋肉を和らげ、神経を正常化し、ストレスを減少させる効果があります。海水温熱ではミネラルを効果的に取り入れることができるので、健康増進が期待できます。

均一で深い体内温熱効果

海水で蒸したタオルを使用して身体を温める方法は、身体の表面だけでなく深部まで均等に温めることができます。深い温熱効果によって血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれるとストレスや疲労の軽減につながります。

自然治癒力の強化

温めることで血流が良くなると、身体の隅々まで酸素や栄養が行き渡ります。そうすると、傷ついた細胞が修復されやすくなり、代謝が上がって、自分で治す力が強まります。その結果、痛みが減ったり、風邪をひきにくくなったり、体全体の健康が高まります。

アレルギーや敏感肌も安心

化学物質を使用しない自然由来の海水は、敏感肌やアレルギーを持つ方にも安心です。天然成分のみで行う施術は、副作用のリスクを最小限に抑えつつ、健康を促進します。

心身のリラックス効果

海水温熱は、リラックス効果も非常に高いです。湯気立ちのぼる熱々のタオルで体を温めていくので、副交感神経優位な状態へと導き、乱れた自律神経を整えます。全身の血流が良くなると、体がほぐれてリラックス状態が促進され、心のストレスや疲れも癒します。施術中にお休みになられる方もいますし、施術後は眠くなる方が多いです。

2-2. 海水温熱が効果的な理由

海水温熱が自律神経の乱れに特に効果的な理由は、頭や背中といった、自律神経の調整に重要な部位を集中的に温める部分にあります。たとえばサウナや岩盤浴、よもぎ蒸しなどの温活では、自律神経の中枢である頭部や背中をしっかりと温めることまではカバーできない場合が多いです。

●頭部へのアプローチ

海水温熱では、自律神経の調整を行う視床下部がある頭部を、3方向からしっかりと温めます。視床下部は、体温や血圧の調整、睡眠、感情をコントロールしている重要な部分です。頭を温めることで、視床下部に直接アプローチし、自律神経のバランスを整えやすくします。他の温活では、頭部を深く温めることが難しいため、海水温熱でしかできないことです。

●背骨周辺へのアプローチ

自律神経は背骨の周りを通っているため、背中をしっかりと温めることも大切です。海水温熱では、背中を繰り返し温めることで血行を促進し、緊張をほぐしながら自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

現代社会はストレスにさらされることが多く、交感神経が過度に優位になっている人が多いです。海水温熱によって体全体が温まると、以下のような効果が期待できます。

●全身のリラックス効果

海水温熱は、全身を深く温めることでリラックス効果が高く、ストレスによる交感神経の過剰な働きを抑制します。これにより副交感神経が優位になり、ストレスが軽減され、心拍数や血圧が正常化し、心身がリラックスした状態に入ります。海水温熱はミネラル豊富な海水を使うことで、さらに体の深部まで熱を届け、より持続的なリラックス効果が期待できます。

一方、副交感神経が優位な状態が続き、エネルギー不足ややる気や意欲の低下を感じている場合にも海水温熱はおすすめです。以下のような効果が期待できます。

● エネルギー向上効果

全身をしっかり温めることで血流が改善すると、血液が体の隅々までよりスムーズに流れ、各細胞に必要な酸素や栄養素が効率的に届けられます。また、不要な老廃物や二酸化炭素もしっかり排出できるようになり、細胞の健康がサポートされ、エネルギー産生がスムーズになります。その結果、過度にリラックスした状態から、より活動的な状態に切り替えることができます。

海水温熱は、体の深部だけでなく、自律神経の中枢となる部分にも効果的に熱を届けます。そのため、交感神経と副交感神経の両方にバランス良く作用し、自律神経を整えます。自律神経が整うとすると、ストレスや不安、不眠症などの問題が緩和され、健康へとつながります。また、海水温熱は、自律神経を整えることができるので、自律神経の乱れから起こる不調にもいいのです。

2-3. お客様の声

自律神経の乱れは、疲れやすさや不眠、不安感など、さまざまな不調を引き起こします。当サロンでは、こうした不調を抱えるお客様が多くいらっしゃいますが、海水温熱を受けることで、体の緊張が解け、血流が改善され、深いリラックス効果が得られています。

施術中にお休みになる方も多く、これは交感神経が優位だった状態から、副交感神経が活発な状態に切り替わっている証拠です。副交感神経が優位になることで、リラックスしやすくなり、疲労回復や不眠の改善、不安感の軽減につながります。

ここでは、自律神経の乱れによる不眠に悩んでいたお客様の体調の変化をご紹介します。

【50代不眠】

●施術を受ける前の状態

・長年不眠で悩んでおり、一睡もできない日もある

・入眠までに2時間ほどかかる

・眠れても数十分ごとに目が覚めてしまう

・疲れが取れず、常にだるい

・常に眠れない不安があり、頭の中が混乱している状態

●海水温熱を受けると‥

・初回施術後に、1時間以上続けて眠ることができた

（これまで数十分だったので大きな進歩）

・2回目以降もさらに長く眠れるようになり、夜間の中途覚醒が減少

・表情が明るくなり、精神的な落ち着きも見られるようになった

●施術者からのコメント

不眠に悩む方は、交感神経が優位な状態が続いており、副交感神経に切り替わりにくいことが多いです。海水温熱によって体を温めることで、副交感神経が優位になりやすくなり、自然と深い眠りに入れるようになっていきます。

このお客様は、初回施術時、体がとても緊張しており、頭にもなかなか熱が入りませんでした。1度の施術で少し緊張が解けてリラックス状態になったため、睡眠にも嬉しい変化がありました。回を重ねるごとに、睡眠の質が上がり、どんどん表情が変わっていきました。自律神経のバランスが以前よりも整いやすくなりました。

3. 自宅でできる！自律神経が整うおすすめの温活3選

自宅でできるおすすめの温活を3つご紹介します。今日から取り入れられるのでぜひ試してみてくださいね。

3-1. 入浴&ストレッチ

入浴は自宅でできる最高の温活。でも入り方を間違えると、体を冷やしてしまい逆効果です。妊活中の方に試してもらいたいのが、ポリアミンを組み合わせた当サロン独自のあゆみ式海水温浴。これまで多くの実験を行い、たどり着いた究極の入浴法をお伝えします。

ステップ１．ポリアミンの摂取

最近非常に注目度が上がり、ご存じの方も多いと思います。納豆やチーズなどに多く含まれているポリアミンを抽出したものを当サロンのお客様には施術前に飲んでいただいています。

ポリアミンは、私たちの体内で生成される重要な物質で、特定の食品に豊富に含まれています。ポリアミンを入浴前に摂取することで以下のような効果が期待できます。

1. 血管の健康維持

ポリアミンは細胞の成長と再生を促し、血管の弾力性を維持するのに役立ちます。血管が柔軟であることは、血圧の調整と血液の流れをスムーズに保つのに重要です。体全体の血液循環が改善されると、末梢への血液供給が向上し、体に不必要な水分や老廃物をしっかり排出できるようになります。

2. 代謝機能の促進

ポリアミンは代謝を活性化させます。代謝が向上すると体内で生成されるエネルギーが増加し、体が熱を作れるようになるので、冷えを防ぐことができます。また、血液循環が良くなると、必要な酸素と栄養素を体の隅々まで効率的に届けることができ、余分な水分や老廃物をしっかり排出できるようになります。

ステップ２　温浴専用のバスソルトを入れる

全国の海水から厳選した天然海水に、温熱効果を高めるポリアミンを配合した特殊なバスソルトをお湯に加えます。当サロンでしか手に入れることができないバスソルトです。

ステップ３　40度の温かいお湯に15分程度浸かる

40度のお湯に15分間浸かることで、体の深部温度が約0.5度上昇することが研究で明らかになっています。この組み合わせが、筋肉をしっかりとほぐし、血流を良くするのに最適です。全身の血流が良くなると、子宮と卵巣の健康を維持することができます。

全身浴と半身浴を交互に行うことで、首や肩までしっかりと温めることが可能です。首まで浸かる全身浴は、特に全身の血流を促進するのに効果的。季節によっては途中でお湯が冷めてしまう場合があります。寒さを感じたら逆効果のため、追い焚きをして適温を保ちましょう。額に汗がにじむ程度に温まれば、入浴の効果を最大限に引き出せています。

ステップ４　お風呂上がりのストレッチ

温かいお湯に浸かって体が十分に温まった後は、筋肉がほぐれ、体が柔らかくなっています。この状態で軽いストレッチを行うことで血流をさらに促進し、自律神経を整える効果が期待できます。お風呂上がりに簡単なストレッチを取り入れることで、体がリラックス状態に入りやすくなり、より深い眠りへと導きます。

●おすすめのストレッチ

・首のストレッチ
頭をゆっくりと前後左右に傾け、首周りの筋肉を伸ばします。また、首の後ろ側、特に頭の付け根から肩に向かって、硬くなっている部分を中心にマッサージしましょう。首の付け根には風池や天柱などの肩こりに効くつぼがたくさんあります。この部分は特に硬くなりがちなので、しっかりほぐすことが重要です。

●背骨周りのストレッチ

背中を十分に反らせることで、丸まった背中や胸を伸ばす。体の後ろで両手を組む。組んだ手をひっくり返して、後ろに伸ばす。腕と背中が伸びるところまで腕を上げる。きつい場合は、無理せずにできる範囲で行いましょう。

●肩甲骨ストレッチ

四つん這いになり、手は肩の下に、足は骨盤の下にくるように置く。右手を上に持ち上げて大きく胸を広げる。息を吐きながら、右腕を左腕の後側に通して、針の糸通しのポーズをする。反対側も同じように伸ばす。頭は床についてリラックス。

3-2. 足湯

毎日しっかりと入浴してもらいたいところですが、忙しくて時間が取れない方には、手軽にできる足湯がおすすめです。足を温めることで全身の血流が促進され、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。リラックスできて緊張がほぐれ、睡眠の質も向上します。特に、寝る前に足湯を行うと、深い眠りに入りやすくなります。

足が入る桶や容器さえあればOK！お湯を入れて、髪や体を洗っている間に足湯をすれば効率的に体が温まります。注意点として、立ったまま行わず、必ず椅子に座ってリラックスした状態で行うようにしてください。